水素は、歯周病の原因とされる細菌自体を殺すような働きをするわけではありません。しかし、歯肉が細菌によって炎症を起こしていると、そこには活性酸素が大量に発生します。
水素はこの活性酸素と結びつくことで、細菌の酸化を防いでくれます。そして、歯周病の進行を抑えると考えられています。
大学で行われた研究によると、水素を与えられたラットは、血液中の活性酸素の増加を抑えていることが確認され、歯周病の進行が抑えられていたことも確認されているのです。
歯科クリニックでも、水素を使うところが増えているそうですが、自宅での毎日のブラッシングの後に水素水で口をゆすいだりするのも効果的なのではないでしょうか。